動画を撮ろうとしたら「iPhoneのストレージがほぼいっぱいです」という通知が出た。タイミングが悪いことで有名なやつだ。
焦らなくていい。順番通りにやれば、たいてい数GBは回収できる。
まずここを開く
設定 → 一般 → iPhoneストレージを開く。
ここに現状の全体像が表示される。どのアプリや種類のコンテンツがどれだけ容量を使っているか、棒グラフと一覧で確認できる。
人によってはSNSアプリのキャッシュが3GBを超えていたり、メッセージの添付ファイルだけで8GBになっていたりする。何が原因かによって対処の順番が変わるので、まずここを見ないまま削除作業に入っても効率が悪い。
見落としがちな落とし穴:最近削除した項目
「写真を消したはずなのに容量が減らない」という場合の大半はここが原因だ。
iPhoneで削除した写真や動画は、30日間「最近削除した項目」フォルダに残り続け、その間ずっとストレージを使い続ける。
写真アプリ → 「最近削除した項目」→ 「すべて削除」でまとめて消去できる。これだけで数GBが即座に返ってくることも珍しくない。これをやっていない人が意外と多い。
動画から片づける
容量を最も食いやすいのは動画だ。4Kで撮影したもの、気づいたら10分以上回し続けていたもの、旅行で撮りすぎたクリップ——これらを見直すだけで一気に数GBを回収できることが多い。
iPhoneストレージ画面の「写真ライブラリ」をタップすると、大きいファイル順で確認できる場合がある。または写真アプリのアルバムで「動画」だけを表示して、古いものや不要なものから削除するのも速い。
削除するかどうか迷ったものは、まずiCloudかGoogleフォトに移してから消せばいい。完全に消えても構わないと判断できるものは、さっさと消してしまう方が気持ちいい。
旅行後が一番危ない
旅行中は動画をたくさん撮る割に整理しないまま放置しがちで、帰宅後にストレージが逼迫するパターンが多い。心当たりがある人はまず旅行中のフォルダを見直してみてほしい。
メッセージの添付ファイルはなかなか大きい
LINEやiMessageでやり取りした写真・動画の添付ファイルが、気づかないうちに数GBになっていることがある。テキスト自体はほとんど容量を使わないので見逃しやすい。
設定 → 一般 → iPhoneストレージ → メッセージを開くと「大きな添付ファイルを確認」というオプションが出てくる。サイズの大きいものから一覧で確認して、不要なものを個別に削除できる。会話そのものは残るので安心してほしい。
重複や低品質な写真を整理する
同じシーンを連続で何枚も撮った、ブレた写真をそのまま残している、スクリーンショットが何百枚もたまっている——こういう写真が知らないうちに容量を食い続けている。
iOS標準の「重複項目」フォルダでも一部検出できるが、見つけられる範囲に限りがある。正直、精度はそれほど高くない。
EverClean AIを使うと、iOSが見落とした重複写真やよく似た写真、ブレた写真をまとめてスキャンして候補を出してくれる。App Storeから無料でダウンロードできる。1枚1枚探す手間がなく、まとめて確認して削除できるので、時間がないときに特に助かる。
使っていないアプリは「削除」より「オフロード」
しばらく開いていないゲームやツール系のアプリは整理の対象になる。
「削除」するとアプリ本体もデータも消えてしまうが、「オフロード」ならデータと設定を保持したままアプリ本体だけを削除できる。将来また使うかもしれないアプリはオフロードにしておけば、再インストール時に設定からやり直す必要がない。
iPhoneストレージ画面で「iPhoneストレージを最適化」をオンにすれば、しばらく使っていないアプリが自動でオフロードされるようにもなる。
やること全体の優先順位
迷ったらこの順番でやってみてほしい:
- 「最近削除した項目」を空にする(手軽で効果が出やすい)
- 大きな動画を削除する
- メッセージの添付ファイルを整理する
- 重複・ブレ写真を削除する
- 使っていないアプリをオフロードする
この5つをやれば、たいてい3〜5GBは確保できる。それ以上必要なら、iCloudのストレージプランのアップグレードも選択肢になる。
定期的にやるのが面倒なら、EverClean AIを使って重複写真や不要写真を定期的にスキャンして整理しておくと、次に「残り少ない」通知が来るまでの間隔がずいぶん伸びる。