「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開いたとき、音楽アプリが2〜3GBを使っているのを見て首を傾げたことはありませんか?
いつダウンロードしたか記憶にないものが、ずっとそこにある。それがiPhoneの音楽ストレージの現実です。Apple Musicのオフライン曲、聴き終えたポッドキャストのエピソード、SpotifyやLINE MUSICのキャッシュ——これらは自動的に積み上がっていきますが、自動的には消えてくれません。
この記事では、それぞれをどう削除するかを順番に整理します。
まず確認:何GBが音楽に使われているか
削除の前に、どのアプリがどれくらい使っているかを確認します。「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開くと、アプリごとの容量が大きい順に並びます。
音楽関連のアプリを探してみてください。Apple Music(「ミュージック」)、Spotify、Podcast(「ポッドキャスト」)、LINE MUSIC、AWA——それぞれが独立した項目として表示されます。アプリをタップするとドキュメントとデータの内訳まで確認できます。
数字を見て驚く人は多いです。「いつの間にこんなに」というのが、正直なところではないでしょうか。
Apple Musicのオフラインダウンロードを削除する
Apple Musicのサブスクを使っている場合、オフライン再生のためにダウンロードした曲がそのまま残っている可能性が高いです。
アルバム・プレイリスト単位で削除する場合:「ミュージック」アプリでダウンロードしたアルバムやプレイリストを長押しし、「ダウンロードを削除」を選びます。ライブラリからは消えず、デバイス上のオフラインコピーだけが削除されます。
まとめて削除する場合:「設定」→「ミュージック」→「ダウンロード済みの音楽」から、アーティストや曲単位で左スワイプして削除するか、「すべてを削除」を選べます。
あわせて、同じ設定画面にある「ストレージを最適化」をオンにしておくと便利です。長期間再生していないオフラインコピーを自動で削除し、ストリーミングに切り替えてくれます。手動管理の手間がかなり減ります。
Spotifyのオフラインコンテンツを管理する
Spotifyには「ダウンロード」と「キャッシュ」という二種類のデータがあります。ここが少しわかりにくい部分です。
- ダウンロード:オフライン再生用に保存した曲やポッドキャスト。各プレイリストの「ダウンロード済み」のトグルをオフにすれば削除されます。
- キャッシュ:ストリーミング中に一時的に蓄積されるデータ。「設定」→「ストレージ」→「キャッシュを削除」から消せます。
両方を削除しないと完全には減らないので注意が必要です。Spotifyの設計がここだけ少し不親切だと思います。
ポッドキャストは一番見落とされやすい
ポッドキャストは、自動ダウンロードがデフォルトでオンになっています。購読している番組が新エピソードを出すたびに自動でダウンロードされる——聴いていなくても。
1エピソードあたり30〜120MB(長さと音質による)なので、10番組を3ヶ月放置すると軽く数GBになります。これが案外大きい。
個別に削除する場合:「Podcast」アプリでエピソードを左スワイプして「削除」を選択します。
根本から解決する場合:番組詳細ページ→右上の「…」→「番組の設定」→「エピソードをダウンロード」をオフにします。購読している番組のすべてで同じ操作が必要なので、少し手間ですが一度やっておく価値があります。
LINE MUSIC・AWA・その他の国内アプリ
日本で人気の音楽アプリも、同様にオフラインコンテンツをデバイス上に保存します。
- LINE MUSIC:「マイページ」→「設定」→「キャッシュ管理」からデータをクリアできます。オフライン楽曲は「ダウンロード済み楽曲」の一覧から個別に削除することも可能です。
- AWA:「設定」→「ダウンロード管理」でオフライン曲をまとめて削除できます。
- その他のアプリ:基本的にどのアプリも「設定」や「マイページ」の中にキャッシュ管理があります。
これらはiPhoneのストレージ画面では「ドキュメントとデータ」にまとめて表示されるため、アプリ内から管理するのが確実です。
音楽の整理が一段落したら、写真や動画のストレージも確認してみましょう。EverClean AI はカメラロールの重複写真や不要な動画をAIで検出して一括削除できます。App Storeから無料でダウンロードでき、音楽クリーンアップのついでに試してみる価値があります。
あわせて読みたい:iPhoneのキャッシュをクリアする方法 · 写真を削除してもiPhoneのストレージが増えない原因と対処法
削除後もストレージの数字が変わらない場合
割とよくあることです。
iPhoneを一度再起動して、ストレージ画面を開き直してみてください。キャッシュの解放が少し遅れることがあります。Spotifyのキャッシュは削除直後ではなく、次回起動時に反映されることもあります。
それでも数字が変わらない場合は、他にストレージを使っているものがないか確認が必要です。「最近削除した項目」アルバムに写真が残っている、アプリのアップデートファイルが蓄積されているなど、意外なところに原因があることもあります。
あとは同じことを繰り返さないために、自動ダウンロードをオフにしておくことをおすすめします。それだけで、今後は意識しなくてもストレージが積み上がらなくなります。